Vol.105 ステム・ベアリング 2000-11-25

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 ステムのベアリングを交換してからすでに24000キロ! が経っている。
 途中、何度か清掃・給油をしているので保ったのか? 普段からハンドル回りに体重を預けるようか乗り方を避けていたから保ったのか、ブレーキをあまり強く使わないから保った? ……理由は定かじゃないが良く保っている。
 いままで乗ったボールレース式ステムのオートバイの中でも、長い方だ。
 FZR250はステム・ベアリングに、今では当たり前になったテーパーローラー軸受を使えるほどコストを掛けてもらえなかったオートバイなのでした。
 FZR程度の重量のステム・ベアリングは、早い人で大体4000キロ、普通の人で15000キロあたりで交換になるようだ。
 前輪を浮かしてハンドルを左右に切っても、ステム廻りはどこにも引っかかりはないのでまだ保つようだ。
 多分、保ちが良かった原因は5000キロごとの清掃・給油と、ステムの組立の際の実際に必要とされる量のトルク管理だと思う。
 新車を納車する際には調べていたのだが、同じ車種でもステムの動きが結構違っていた。
 キツく締められて動きが渋いモノや、フロントを断続的にブレーキさせただけで小さくカタカタ鳴っていた緩いモノもあった。
 大抵はステムとスイングアームピボットは一度、緩めて調整した上で納車していた。

FZR:「わたくしのステムは後どのくらい保つのでしょうか?」
狸穴:「さぁ……どのくらい保つんだろうねぇ? その前に
   フォークやホイールが換わりそうだなぁ」
FZR:「フロント・ホイールはその後どうですか」
狸穴:「クラック発見以来大きな力を掛けないように走って
   いるから、進行してはいない」
FZR:「換えた方が良いようですね……申し訳ありません」
狸穴:「やむをえんさ、なんでクラックが入ったのか、ホイ
   ールを廃棄する前に破壊して調べてみよう」
FZR:「リムにメクレや曲りはありませんから、外側から大き
   な力が掛った訳ではないと思います」
狸穴:「んだ。丁度タイヤも少しへって来て、そろそろホイ
   ールのバランスを取り直す時期にも来ているし」

 ホイールのバランスも、定期的に点検しなければならない項目の一つだったりします。
 普通の人ではホイール・バランスはタイや交換の際に調整するだけで、5000キロ走ったから点検とかあまりしないのだが、タイヤによっては中減りや、スポット減りを起こしやすい銘柄もあるので要注意。
 FZRも少しバランスが崩れて来ているので、手を離して惰性で走っていると少しハンドルがブレます。
 ハンドルの振れの原因に意外と多いのは、ディスクブレーキだとたまにキャリパーの変形や、ピストンの戻りの悪さ等から来る引き摺り、キャリパーの斜め当たりが原因だったりもします。
 フロント廻りの振れにはいろいろな要素が介在するのでした。

 当然、タイヤの空気圧の調整不良もその原因の一つです。
 皆様、ちゃんと空気圧の点検しています? 月に一度点検しても良いくらいなんですよ〜。
 最近は、空気の代りに窒素ガスを入れるのが流行っているようです。
 窒素ガスはタイヤの酸化も遅らせるし、温度上昇による圧力変化も少ないそうだし、良い事です。

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