Vol.103 また雨だ 2000-11-17

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 ここのところ、雨続きの1週間である。
 それでも打合せ等お仕事はある訳で、雨でも出撃〜。
 雨の日に走るとタイヤが真中だけ減っている事が良くわかる。
 倒し込む際に少しだけ抵抗があるのだ。
 まあ、減ったといっても6分山程度なのだから大した事はないのだが、標準の120/80−18から150/60−18に変更されている事もあり、その分良くわかるのだ。
 ソレよりも、チェーンケースが付いていないので、リアタイヤが撒き上げる水をモロにチェーンが被っている。この方が気にはなる。
 チェーンにちゃんと給油していても、この状態だと500キロも走ると全部流れ落ちてしまう。
 なんとかチェーンケースを作らねば……。
 タイヤとチェーンのクリアランスが1ミリ程度まで近づいているので、タイヤの方を成形するか……チェンラインを少しだけでも外にずらすか。
 なにか考えねば。

FZR:「マスター、今日の雨は大丈夫ですか? 量が多いよ
   うな気がします」
狸穴:「まあ、この程度ならば何とかなるっしょ。長靴も履
   いているし」
FZR:「足元は大丈夫ですね、でもマスターのカッパはわたく
   しの製造年代とほぼ同じ時期の12年物では?」
狸穴:「んだ。少し風化しているから腕の方は少し染みて来る
   だろう……」
FZR:「そういえば、ア太郎号(SR500改)さんは雨の日はどう
   でした?」
狸穴:「ア太郎号(SR500改)に入れたタイヤがマガダム90xだ
    ったからか、問題は無かったよ。そういえば、雨の日
   はカ〜ニ(リアキャリパー)鳴かないねぇ」
FZR:「不思議な事に雨の日は鳴き難いようです。効き自体
   はほぼ変わりありません」

 カ〜ニは雨の日は鳴かないらしい。ということは、ディスク自体の偏摩耗によって鳴いているということか……。
 近いうちに以前FZRに付いていた方のディスクに交換してみるつもり。
 コレで晴れの日も鳴きが止まれば、いま使っているディスクも研磨し直して、ためしてみようう。

FZR:「これから行く所は、どちらですか?」
狸穴:「いつも行っている恵比寿のデザイナー屋さんの事務
   所」
FZR:「あそこでしたらマンションの地下駐車場ですし、換
   気もされているようなのでカッパを乾かすのにも良い
   ですね」
狸穴:「んだ。前に撮影した商品の色が増えたそうだ」

 以前撮影したその商品と、同じカットを色違いで撮れということらしい。
 その商品が好調な場合、たまにこう言う事が起きたりするのだ。
 前に撮影した際の詳細なデータを残しておいてよかったが……同じエマルジョンナンバーのフィルムは手に入らないし……。面倒だがナントカせねば。
 FZR等も毎年違う色が追加されたりするので、そう言う場合は同じような事が起こるのでした。
 オートバイとか、車のカタログをメインに撮影している人は大変だねぇ。
 カタログ一つを作るにも、特に商品カットでは見合えない所でたくさんの人が大騒ぎしているのでした。嗚呼、大変。

 渋谷にさし掛かったあたりから、更に雨がひどくなって来た。
 何時にも増して渋滞も酷い。
 信号が変わりそうだったので無理せず停止すると、右から見切り発車した車(スカイライン)と、対向車線を無理に直進して来た車(タウンエース・ノア)がぶつかった。
 ぶつかった拍子にこちらに向かって2台一緒にやって来た!
 俯瞰からこの状況を観ている想像図が頭をよぎる。コレじゃFZRに当るギョエ!!
 1stにギアを入れたまま停止していたので、慌てて左前に除けると、FZRとあっしがいた所に見切り発車した方のスカイラインが鼻ズラを突っ込んで来た。

狸穴:「危なかったねぇ……」
FZR:「逃げなかったら、一巻の終わりでしたね。マスター
   お怪我は ?」
狸穴:「何もない。FZRは?」
FZR:「わたくしも無事ですわ」

 スカイラインと、タウンエースノアは双方エアバッグが作動したようだ。結構な勢いだったからなぁ。
 FZRの足元にも、どちらかの車から流れ出たオイルが流れて来ている。
 少し指ですくって匂いを嗅いでみたら、ガソリンでないことは確認。タウンエースの方のドライバーが先に降りて来てぶつかった所を眺めている。
 スカイラインの方は、運転席から出られないのでなんとか助手席の人が先に降り、続いてドライバーも出て来た。
 ほったらかして行こうかと思ったが、あっしも夏に当てられた時に、現場サイドの商店の従業員に証人になってもらったり、世話になったので様子を見る事に。
 渡世の借りはこう言う時に返しておこう。
 視界が届く範囲の世の中は大渋滞大会である。
 後ろの方からクラクションが続けて鳴らされているので、とりあえずこちら側の車線だけ交通整理でもするか……。
 その前に、お巡りさんに連絡だな。電話する。
 差し当たって重傷はいないようなので、救急車はそれぞれの事故の当事者に任せよう。
 双方のドライバーが雨の中、やっと正気に戻ったようで連絡先等を交換し会い始めた。
 警察には連絡したと声を掛けてると、やっとこちらに気がついたようで、

スカイライン:「とっさに除けて頂いてありがとうございました!」
タウンエース:「いや〜ホントギリギリでしたわ」
スカイライン:「当った瞬間にアクセル全部踏んじゃったので、避け
     ていなかったら今ごろは……」(ヲイヲイ……)

 発煙筒や三角停止表示機材を全部出してもらう。
 3人で交通整理を始めると、なんとか渋滞が動き出した。
 コレじゃ、おまわりさんが来るのも時間かかるかなぁ……。
 交通整理していると、先程からクラクションを鳴らしていたワゴンのオジサンの車が差し掛かり、急いでいるならそのまま行けばよいモノをわざわざ停止して窓を開けてあっしに向かって文句を言い始める。

(……なんでいつもこうなるん?)

 そこにその後ろから続いていた、ミニクーパー(Mr.beanの車)のお嬢さんが追突……。ガチャン。
 窓からあっし向かって吠えていたオヤジの面が急にフリーズ、虚空を睨んでいる。
 思わず指差して大笑いしてしまいました〜。

狸穴:「もう怒っても駄目だよ」
 爺:「なにを!」

 血相を変えて車から跳び降りて後ろに廻って行った。(ヲイ、ドアが痛かったぞ)
 見に行くと、ミニの右目が割れてました。オヤジの車は樹脂バンパーにかすり傷程度。
 お嬢さんも傘をさして雨の中降りて来て、

お嬢:「急に止まるから、当っちゃったじゃない!! バカ」

 おやじ激昂。
 もう完全に、ここは渋滞です。動けるのはオートバイだけ。
 交通整理は諦めた。
 バイク便のお兄さんがせわしなく動き回るおやじに、「危ないから影に隠れて動かないように!」と文句をいって行った。
 15分くらい経つとやっとパトが1台登場〜。
 適当に情況を報告しながら、事故が2件になったと無線で連絡している。
 当っていないので行って良いかと聴くと、全部見ていたのだったら連絡先を教えてくれれば行っても良いとの事。
 教えて、さようなら〜。

FZR:「マスター良かったですね、当らなくて」
狸穴:「FZRも良かったねぇ……」

 雨の日は事故が多いです。皆様もお気を付けて。
 お巡りさんの着ていたカッパはしっかり雨を弾いてました。いいなぁ。

マミアナ+FZR その他

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