Vol.100 カバーの盗難 2000-11-15

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FZR:「先日マスターに買って頂いた車体カバー、盗られて
   しまいました」
狸穴:「ありゃ〜、ホントだねぇ」
FZR:「マスター済みません。また買ってください」
狸穴:「やむをえん……困ったねぇ。でもまあ、これといっ
   て被害にも遭っていないようだし通報だけでもしてお
   くか……」
FZR:「はい、たしか貼り紙に不審な事があったり、不審者
   を見たら気軽に電話てくれと書いてありましたね」
狸穴:「んだ」

 ということで、早速お巡りさんに電話。
 深夜にもかかわらず、お巡りさんはやって来た。

狸穴:「ども〜」
警官:「ご連絡頂いた方ですね」
狸穴:「いかがにも」
警官:「どのオートバイですか?」
狸穴:「コレです」
警官:「今度はコレか……燃料抜かれました?」
狸穴:「いいえ、どこも壊れてはいませんが、カバーを盗ら
   れました」
警官:「カバーだけ……良かったですね。この駐車場のスク
   ーター2台も昨日燃料タンクを壊されたりして被害届
   がでてますほら、ソレとコレ」
狸穴:「ありゃ〜」

 折角来てもらったので、被害届を一応出していると、外から排気の抜けたスクーターが真っ直ぐこちらにやって来た。ノーヘルだ。
 そのままオートバイ置き場に入って来ようとするが、お巡りさんがいるので慌てて逃げて行った。アホだな。
 また、燃料を盗りに来たのかな?
 早速お巡りさんが無線を取り出すと、運良く直下の道をパトロールカーが通過中。
 即連絡して捕り物開始。
 結果は、捕まらなかったとの事。
 でも、もう一台のスクーターを捕らえて尋問中とか。
 こちらにやって来た小僧の面をお巡りさんも確認しているし、どうもお巡りさんも当たりを付けている小僧らしい口ぶり。
 コレでしばらくはもうココには来ないだろう。

 ココ2年くらいで急にオートバイ関係の盗難事件が頻発しているらしい。
 少年法の改正までは、あまり手荒なことも出来ないし、お巡りさんとしても苦慮しているらしい。
 捕まえても、盗られた人に盗ったのは誰々ですと公の機関としてはいえないので、損害は持ち主が自分で直すしかないらしいのが現状だそうだ。
 河川等に放り込まれた車両を引き上げたりする費用も、税金で行われているらしく、そんなもんに税金使われるのも堪らんのだが……盗られた所有者がその費用を負担と言う訳ではないのがまだ救われているのかな?
 FZRはカバーだけで済んだから良かったが……。

FZR:「マスターが、カギを2個付けて、夜中にも見に来て
   くれて助かりました」
狸穴:「そうだねぇ……ココもしばらく危ないからもう少し
   安全そうな所へ待避だ」
FZR:「あ、塗装工事の際にわたくしが駐機していた所です
   ね!」
狸穴:「んだ。またしばらくは以前に使っていた予備に保存
   しておいた、古い車体カバーを付けなくては」
FZR:「……残念です」
狸穴:「今度はカバーにも鍵を掛けてやるさ」

 お巡りさんに聴いたところ、自分で犯人を見付けて捕らえても市民逮捕と言うことで、良いそうである。
 その際に抵抗すると怪我等あるかも知れないが、後遺症になるほど傷つけなければやむをえんだろうとのこと。(過剰はいかんと言う事らしい)建前的には手を出してはいけないそうで、通報が優先らしい。
 なにか一台デコイでも置いておいて、罠を仕掛けてみるかなぁ?
 それにしても寝れなくなるのは堪らんし……。
 困ったモノである。

マミアナ+FZR

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