| FZRのカバーを剥ぐって暖気を済ませ、Pから1m出るとなにか変……。
FZR:「マスター、わたくしのリアのタイヤがパンクしていま
す」
狸穴:「あらら……ほんとだ。ペッタンこになってしまって」
FZR:「コレではマトモに走れません」
狸穴:「燃料ももうないし、とりあえずはガソリンスタンドに
行って、燃料とエアを入れよう」
FZR:「はい」
近所のガソリンスタンドまで行くにも、パンクしているとなんとも乗り難い。(FZRの燃費:28.71Km/Lを記録! ホントかなぁ……大丈夫?)
エアを入れてみると、金属片がタイヤ中央に刺さっていて、そこから漏っている。
狸穴:「このまま抜かないでしばらく我慢だ。修理道具を用
意して、闇ガレイジまでなんとか頑張ろう」
FZR:「はい。マスター、こういう日は何事にも気を付けて
ください」
狸穴:「へい」
途中、2度ほどガソリンスタンドでエアを入れさせてもらい、なんとかガレイジに到着。
刺さっていた金属片を抜いてみると、カッターの刃先だった。
ここの所、雨の日に走っていたので、この手のゴミを拾いやすくなっていたのだろう。久々のパンクだ。
開いていた穴も、それほど大事には至っていなかったらしく、途中で求めたパンク修理道具で修理完了〜。
FZR:「タイヤ交換に至らなくてよかったですね」
狸穴:「ホントだ」
ガレイジでは、つちやまさんが祁門さんと競技用のオートバイを造っていた。
そうしているうちに、ちょっと前から連絡頂いている女王さまのオートバイの様子を見ることになっていたことを思い出し、いろいろ祁門さんに連絡してもらって、ときどきFZR共々おじゃましているツトムさんのHPにある掲示板で、たまにお相手して頂いている女王さまのオートバイの様子を見る事になった。
その頃にはツトムさんも現れて、ほどなく女王さまもいらっしゃった。
ZRXと言うカワサキ製の水冷4気筒で、吸排気系はすでに変更がなされているオートバイらしい。
排気量は違うが、エンジン構成はFZRに少し近い。
低回転域のツキが少し辛いとのこと。
いらっしゃったZRXさんは、至って軽快にアイドリングもしている……あれれ、本当に調子悪いのかな?
とりあえず、各気筒の燃焼状態を確認するためにタンクを外して、4本のプラグを見てみる。
4本とも問題無くキレイに焼けているぞ……いい感じ。
圧縮ゲージで各気筒の圧力を測りその気筒間差も点検。okである。
負圧のバランスも問題ない。
測定した結果、エンジン的には全く問題ない状態である……。
んじゃ、原因は何だろうか?
FZR:「調子良さそうですね」
狸穴:「だね……、一度元に戻して実際に動かしてみるしか
ないなぁ」
FZR:「行ってらっしゃい〜」
全部組み戻して試乗に出ようと思ったら……ハンドル切れ角がむか〜し乗っていたTZ250と同じくらい!!
やってしまいました……タンクの前側の填め合わせを間違えて、きっちり入っていなかったのでタンクの縁がトップ・ブリッジと当っていた……。
タンクの縁が凹んでしまい塗装がその部分取れてしまった。
まったく、初歩的なミスである……。
暗がりで行っていたので、迂闊にも填め合わせマウントの部分を確認していなかったのでした。
女王さま、ごめんなさい。
なんとも……申し訳ない事をしてしまった!
大切にしていたオートバイをあっしがケアミスで傷つけてしまったのだ……。
もしFZRがそうなったら、あっしもきっと悲しいだろうなぁ。
何としても、復旧せねば!!
実際に乗ってみると、たしかに2000rpmから3000rpmの間のトルクが元気ない。
吸気系のキャブの手前に付いているエアクリーナーが、某社の物に変更されていて、その回転域の吸気の設定が上手く行っていないらしい。
もう少し大きな排気量ならば、このエアクリーナーでもなんとか設定を出せるかも知れないが……ちょっと難しいかなぁ。
FZRも吸気系を直キャブにする等、何かしらいじると同じ傾向を持っているので、多分それだ……。
意外と、2000rpm〜3000rpmの間は都内の渋滞等で使うことになる回転域なので、このあたりが合っていないと、すり抜け等で難儀する。
低回転域のジェットを合わせるか……エアクリーナーボックスをデフォルトに戻すか……。
排気系が変わっている事を考えれば、戻すより先へ進んだ方がいいのかな?
そういえば……
女王様:「フィルターにたくさんオイルを染み込ませてあり
ます〜」
と、いっていたなぁ。
とりあえず、フィルターのエレメントに塗布しているオイルを一度洗浄して量を減らしてもらい、様子を見て頂く事とする。
1番シリンダーのエレメントが外れた時に、何故かその回転域のツキが良くなっていた。
アイドリング付近では一番強く負圧が掛るが、その直後の2000rpm〜3000rpmでは負圧は下がる……だからその回転域で思うように新気が入って来ないか、空燃費が狂うので部分的な出力不足が起こるようだ。
クランクケースからのブローバイもキャブに繋がっていない。
その分のタイミングも合っていない?
帰って行く時の女王様のスロットルワークは、その状態に少しづつ慣れ始めているらしく、少し高めの回転域でシフトを繋いで走っているようだ。
ちょっと試乗した時に感じた事だが、このZXRと言うオートバイはとても乗り易い。
新しいオートバイは各ギアの設定もとても良く、大きく進化しておりました。
技術の進歩って、凄いですねぇ……。
今日は反省の一日である……申し訳ない>女王さま。
女王様 マミアナ+FZR
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