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ついに冬になってしまった!! もう駄目だ〜。
悲しいかな、あっしは冬の楽しみが全くない。
昔サーキットで壊した左膝も、改造を重ねてやっと小走り程度は出来るようになったが、残念ながら寒い所で酷使が続くスキーとかは30分以上、出来ない身体なのでした。
体温調整も熱帯地方の気候に固定したまま戻らないし……冬は地獄である。
FZRは、ここのところの夜は15度近辺に下がる気候に合ってるらしく、夏以上に元気である。
先日までやっていたア太郎号(SR500改)にはカウルが付いていなかったので、夜はとても寒かった。
幸いな事に、FZRには小さいながらも立派なカウルが付いているのでありがたい。
そろそろそのカウルの排熱スクープも、去年製作した『エンジンは秘密です!』な感じのアルミ製プレートで塞ぐ予定。
このプレートにより、膝から下の部分にエンジンからの排熱が直接行くようになるので、とてもありがたいのである。(それでももう少し気温が下がると寒いけどね)
FZR:「そろそろマスターの耐寒限界第一期の次期ですもの
ね! わたくしの熱で暖かくして下さい」
狸穴:「応、ありがたいです」
FZR:「わたくしも厳しい夏の間、冷却水やサーモスタット
の設定変更などしていただいたので、お礼に去年よ
りもたくさん排熱する事に致します」
普段からオートバイには、良くしておくモノである。
その間に、《弐號》をそろそろ完成させねばならない。
現在、《弐號》のいる工場では7回に及ぶエンジン搭載位置の変更を経て、ついにベストのポジションを探り出したのだ。
このために《弐號》は結果として、2台分のTZR後方排気のフレームを必要としてしまった。
当然ながら1台目のTZRのフレームは御昇天である……合掌。
TZR後方排気絶滅保護な方々には全く申し訳ないコトである。
その分、予備エンジン等を供給致しましたので、ご容赦ください。
あ、そう言えばFZRも後方排気から、リアアームとホイールを頂いているのだった……感謝である。
TZR250(3MA)の車体はとても優れたパーツで構成され、更に車体としてのバランスも非常に高度な車両なのでした。
今のマシンと比べてもその乗り味は負ける事はなく、その後発売されたV型エンジンのTZRよりも乗った感じは良かったのである。
《弐號》の車体はTZR後方排気、エンジンはSRX6?0。
ただエンジンを積み替えるだけならば《壱號》(10年前に製造)ですでに経験しているのであまり難儀はしないのだが、今回の《弐號》では壱號で起こった振動が激しくて長い間乗れない、振動によりフレームが堪えられず、クラックが入ってしまった等という事を避けるため、色々やっている。
(《壱號》はそのため、フランケン・シュタイン博士がつくったモンスター氏のような姿になってしまったのでした……死んだという話は聴かないし、今もどこかを走っているのだろう)
《弐號》の際のデータ集めとしてFZRからもデータを吸い出している。
どういう訳か、ヤマハと言うメーカーが造った中間排気量の何車種かは、TZ250と言うレース用のマシンから端を発した一連の流れがあるらしい。
内緒だけれど、重要で不思議な事に気がついた。
それさえ外さなければ、大規模な工事を要さなくてもエンジンの積み替えに関しては可能らしいと言うことだ。
TZ250って凄いんですねぇ……。
FZR:「わたくしにもその血統が流れているのですか?」
狸穴:「どうも、少しは流れているようだよ」
FZR:「ちょっと嬉しいような気が致しますわ」
狸穴:「だねぇ……」
更に色々TZRやFZRの車体を追って行くと、船屋が造った仕掛けがあったり……。
不思議な事に良くぶち当たる。
こんなモノを作ってしまって良いのだろうか? と考える時もあるが、まあ乗るのは子供じゃないし、それなりに走り方を本能的に心得ている人が乗るのだから問題は無い。
ある意味、FZRもキメラだしア太郎(SR500改)もそうだ。
肝心なのは、車体とエンジン・前脚と後脚・加速時と減速時・左回りと右回り・オートバイと人間・等々の、いろんな部分でのバランスが全〜部取れていないと『良くない』=駄目! と、言うことだ。
(もっと大事な事もあるのだが、まだ確証を掴んで無いので今はココには書けません……)
走らせてライダーが気持ち良くなる動きをするオートバイを造ると言うことは、物凄い事だったのでした。
メーカーは、それを量産の市販車レベルで凄い事を毎回やってのけているのだ。
凄いです。
マミアナ+FZR
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