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先日より御逗留いただいているSR改は、2年前にあっしが過走行だったエンジンを新しく乗せかえたオートバイだった。
FZRが来る直前までうちにいたお客さんのオートバイだったのでした。
これが、2年間の間にオーナーの下でどう扱われたかは判らないが、エンジン以外の車体がかなりヘタって帰って来た。
元々5万キロ以上走っており、年式からいっても15年近くたっているのでやむをえんのか……。
と、言うことで、コレもFZRに手伝ってもらい造り直す事になった。
フレームの強化、前後ブレーキの構造変更(ドラム→ディスク)、前後の脚廻り変更。
これだけメニューが多くなると大変な事になった。
SRを発展させたモノとして、ヤマハに存在するSRXからパーツをいただくこととした。
FZR:「なんだかわたくしと少し似てますね」
狸穴:「まあ、少しでも新しいマシンから部品をいただく方
法が、一番間違いが少なく無理なくやり易いのだ」
FZR:「わたくしの時よりも、変更項目が激しいようですね」
狸穴:「うん、乗りアジもSRからかなり変わると思う。初
期型のSRXに近いかなぁ……」
FZR:「強度的には問題ないのですか?」
狸穴:「問題無いように、セッティングする予定」
なにぶん、設計年代の古い車体なのであまり無茶は出来ないのだ。
それに、地方にいることになる事が判っている車体なので、あまり手がかからないようにも造らねばならない。
乗り物だから減ったり倒れて壊れたりするから、その時にもパーツが手に入り易くしなければならないのだ。
とにかく現状で一度少し距離を乗ってみないと状態がわからないので乗ってみたら……。
油温が渋滞では150℃近くまで上がっている。
オイルクーラー(9in7段)の追加〜。
タイヤの空気が入っていないこともあるが、なんか車体のセンターが出ていないような……コケたかな?
それとも車庫にいる時等に車で圧縮されたとか……。
新しい脚廻りを入れ換えてからもう一度フレームを点検せねば……。
暗くなってから気がついたが、向こうで改造されたリアランプの配線が間違っているらしく、ライトを点けるとブレーキランプが点きっぱなしになっている……。
ついでに車体全部の配線を点検してみると、間違った配線の結線やアース回りが省略されていたり……なんじゃこれは?
どこで改造されてこうなったかは判らないが……酷いことするなぁ。
SR:「コレでいいんじゃない? と言う感じでやられました」
狸穴:「あらら……、まあそういう所もあるよねぇ〜」
FZR:「マスター、SRさんは直るのですか?」
狸穴:「多分、直るでしょう」
完全に上がり切って駄目になっていた、バッテリも新品に交換。
チェーンもこれから530から520へコンバートするけれども、延びて来ているので一応調整。延びただけなのでコレは簡単だ。
交換された新しいシートも取付けが適当で、シートの縁がシートレールから出ているボルトのネジ山に当たっている。コレではシートの革がすぐに切れてしまう。
ボルトが当たるのはシートを取りつけた際に判っていただろうから、当たらないように調整すればイイのに……。すでに少し傷がついてしまっている。
勿体ないなぁ……。
そのシートもデザインを優先し過ぎたためか、座面があまり良いとは言えない……、オーナーには内緒で中のウレタンを違うモノに入れ換えてしまおうか……。
このオートバイをまたオーナーの下に引き渡す際に、約780キロ彼方まであっしが乗って行かねばならないのだった。コレではケツが死ぬ。
次は、メンテナンス・スケジュールシートを作って、お渡ししておこう。そうすれば大丈夫だ。
狸穴:「大変だねぇ……SR」
FZR:「オーナー的には屋根付きの駐車場等用意して頂いて、
大切にしてもらってますから、ありがたいです」
狸穴:「今回これだけたくさん造り替えてしまえば、当分改
造屋さんに行かなくても済みそうだから、後はチェ
ーン調整とタイヤの空気圧点検くらいで間に合うか
ら安心かな」
もともと、SRは設計も古く、車体的にもがちがちにになるアルミフレーム等の材料では造られていないので、定期的に手を入れた方が良いようです。
FZRも鉄フレームなのでこのあたりは御同様。
あまり気にしなければ壊れるまで乗って、壊れたら直すと言うやり方でも良いのだが、気が付いてしまうとやはり手を入れてしまいます。
癖ですね。
自然治癒が不可能である以上、やむをえんのだ。
使えば減る。
マミアナ+FZR
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