Vol.77 日焼け 2000-07-31

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 諸用で横浜関内近くの合同庁舎/関東運輸局へ行って来た。
 ココは馬車道とかが近くにあり、ちょっと華やいだり役所が多かったり、とても横浜っぽい所です。
 高速道路を使い、FZRの車体まわりのアタリをみながら、早く着いてしまったので忘れて来た印鑑を文具屋まで買いに行く。
 12時28分、ついでに近くのドトールコーヒーの窓から道路脇の木陰に停めたFZRを眺めていると、信号待ちでこちらを向いているお姉さんにふと目が行く。
 銀行の制服も似合い、中身も可愛くてカッコ良い。黙っていても人目を引く。
 次の信号待ちでも、また別のカッコ良いおネーサンが……3名。
 また次の信号待ちでも……。なんじゃ? ココわ!
 その、半数が次々と吸い込まれるようにドトールコーヒーに入って来ました。
 あっしは、店内の電話の横で次なる信号待ちを楽しみに……。
 こう次から次へとやって来ると、目も半分仕事モードで解析を始める。
 昼食時と言う事で、皆様外出しているようだけれどココは美人の住み処なのだった。
 横浜の女の人は、とてもキレイで快活で美しかったです。
 毎週ココにロケハンに来ようかなぁ……。良い所でございます。
 隣に座ったおネーサン達のお話では、「彼氏が欲しいがどうしようか?」とか、「私は彼氏が出来たら早めに結婚した方が良いと思っている」とか……。
 そろそろ打合せの時間が近付いて来たので、13時15分にFZRの元へ戻る。

FZR:「マスター、良かったですね〜」
狸穴:「だろ、たまにはこう言う日があるのだ」
FZR:「お仕事の時間で、少し残念ですね」
狸穴:「う〜ん、全くだ。でも、渡世人のあっしには堅気の
    衆のお嬢さん方はあまり関係無いのだ」
FZR:「それが、いけないのだと思いますが……」
狸穴:「そか?」
FZR:「はい。わたくしのリアシートもお使いください」
狸穴:「へいへい。そう言えば、ココ4ヶ月ほど使ってない
    か」

 FZRを警備のおじさんにお願いして合同庁舎に入ると、なかはとても居心地が良さそうな……良過ぎるんでない?
 1時間ほど打合せをして、1階の食堂で飯を食って出て来た。
 食堂も豪華でした。ランチ500円也〜。

 帰りの道は、それほど急ぐ用事も無いのでR1を走って帰る事にする。
 程なく走っていると、みなとみらい地区のあたりで赤いスクーターに乗った露出度の高い、日焼して真っ赤な若いおネーちゃんが、FZRとあっしの前に飛び出して来た。
 唇とバイクが同じ赤。目はサングラスで見えない。
 なんちゅ〜ハイテンションな走り方するんじゃ……。横浜の娘は元気なんだな。
 少し離れて走り出すと、全開全開また全開〜。
 次々と60km/hで車の間を抜けて行く。
 R1の右車線を全開、でも60km/h。

狸穴:「アブねーなぁ……ちょっとカバーしておくか……」

 信号待ちで止まっていると、くるりとこちらを振り返り半キャップのツバに手を当てて、

娘:「……ありがとう!」

 判っていたのだ。

FZR:「ますたー彼女の小さな背中、見ました?」
狸穴:「なに? 日焼でしょ」
FZR:「はい、左肩甲骨と右太股です」
狸穴:「あ!『8耐』『YAMAHA!!』って日焼に抜いて
    あるぜ!」

 今日は……「アツイ夏」なのだ。
 尻手の交差点まで一緒に60km/hで走って来て、別れ際に手まで振ってくれた。

FZR:「イイ娘でしたね」
狸穴:「今日の一等賞だ」

 でも、乗ってるスクーターは自賠責が切れているホンダだったぞ……。
 こういう娘のためにもFZR250系を季節商品でもいいから、まだ造っていればよかったのにねぇ……。

 某ガレイジでブレーキフルードを+μのに入れ換えて、夜に戻って来ると……近所のボーソーが8耐以来、少し熱狂している。ワニ亀に咬まれなければ良いが……。ああ。きっと少し切なくて、でもちょっとだけ楽しいんだろうなぁ。
 昼間に、筑波サーキットで一生懸命走れば良いのにね。

ネェちゃんとマミアナ+FZR

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