Vol.42 第三京浜休憩所 2000-02-08

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 たまにツーリングとかに誘ってくれるSRX衆が、第三京浜の休憩所で集まるというので見に行った。
 さすがに、この第三京浜では排気量が欲し〜。

狸穴:「今日の調子はいかがですか?」
FZR:「先程カム周りを少しコーティングして頂いたので、
   高回転も楽になりました」
狸穴:「キャブもちょっと変えた」
FZR:「上を濃くしたんですか?」
狸穴:「そそ。少しだけね」
FZR:「マスター、後ろから一台、突っついて来ます」
狸穴:「あ、ほんとだ。なんだろうねぇ……車線空いている
   けど行かないのかな?」
FZR:「先程246の渋滞に填まっていた、一番大きいGS
   X−Rでしたね」

 用賀から乗ってすぐにGSX1100Rにつつかれたあげく、抜かれてしまった。
 ただ走っているだけじゃ芸が無いから追いかけてみる。

狸穴:「あまり慣れてないのかなぁ?」
FZR:「前に車がいるとすぐに詰ってますね」
狸穴:「あ、また後ろから速いオートバイが何台か来た。左
   に寄っておこう」

 すぐに後ろから来たオートバイが抜いて行った。ドカ3台だった。
 GSX−Rが、前にいる車を左から抜こうとした時に丁度ドカとシンクロしてしまい、前を塞ぐ形になってしまったので、後方から追い上げて来た速度差のあるドカに「豪!」と怒られている。

狸穴:「あらら、危ないですね。全員で急減速大会だ」
FZR:「……ドカのブレーキは凄いんですね」
狸穴:「ブレンボだって」
FZR:「すぐにいなくなっちゃいましたね」
狸穴:「またGSX−Rと、ご一緒だ。少し離れて走ろう」

 GSX−Rは前に車がいるとすぐに追い付けるので、しばらく一緒に走った。
 スモーク・シールドが濃いので夜間は辛いだろうに……。
 都築の出口あたりまでは車も多いので、なんとかついて走れたが前が空くと、そのGSX−Rもすぐにいなくなってしまった。
さよなら〜。
 しばらく左側の車線をヌフアkm/hで走っていると、追い越し車線をCRM250やVFR400が走って行った。
 スピードをもっと落とすと、少し暖かくなって来た。速く走ると寒い。
 こんなに寒いのに第三京浜はオートバイがたくさん走っているのだ。
 神奈川県はライダーが多いのかな?

FZR:「……ますたー、この辺ってわたくしが用心石になっ
   ていた所の近所ですよね?」
狸穴:「またしばらく用心石やってみる?」
FZR:「イヤ」

 休憩所に着くと、もっとたくさんのオートバイがいた。
 この寒い中、オートバイに乗っている人が多いのだ。何ということだろうか……。

FZR:「マスターも乗っているんですよ!」
狸穴:「どうかしてるな……」
FZR:「あ、秋水様もみえてますよ」

 離れ小島と呼ばれている休憩所の中の一画に、数台のSRXと一緒に秋水号がいた。
 隣に停車する。
 秋水号のマスターの中尉は、4輪車の免許を買いに教習所へ行っているので、そろそろヒール&トウとかバックスピンターンの工程に入っているのかな?

 SRXは、どちら様もなにかしら違っていて、同じようなマシンは全然いない。
 皆様ショウモデルのように磨き上げられて、マッシブで大変キレイである。
 1気筒あたりの排気量が、FZRの10倍に達するモノもいるようだ。
 その中の一台のオーナーから、FZRがキレイだと言われてしまった。
 初めてのお言葉である。ウ〜ン、夜中だからねぇ……。

FZR:「わたくし、きれいだそうです!」
狸穴:「んなこと言われたの、初めてだねぇ……」
FZR:「今日は私にとって最高の一日ですわ!」
狸穴:「一年に一度くらいはそんなこともあっても良いのか
   ……4/1じゃないよなぁ?」
FZR:「今日はわたくしの記念日に登録致します」

 帰り道、第三京浜で秋水号が後方から来た大きなオートバイを追いかけて、どんどん行ってしまったので、一生懸命追いかけたがなかなか追い付かない。
 一気に離れて、見えなくなってしまった。
 2サイクルのエンジンオイルの匂いだけが航跡として残っている。
 しばらくしてからやっと追いついた。
 カウルの中に伏せようと思ったのだが、仕入れた鶏肉を抱え込んでいるので伏せられない。
 ファイナルのギア比を過剰なくらい上げているので、6速では上半身の空力抵抗が多すぎて最高速に乗らなかった。
 途中で5速に入れると、加速し始めた。
 向かい風ではこのギア比は厳しいらしい。もっともだ。
 リアで5丁、歯を落としている。
 追いついた理由には、たまに現れる秋水号の排気デバイスの不調もある。
 これも早急にナントカせねば!

マミアナ+FZR

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Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.
初出 KGB-NET 2000.