| フロントフォークのダンパーが早くも抜けてしまったようだ。
それほど状況の悪い路面を多く走っていた訳ではないのだが、ストロークさせてみると、行きも戻りもスッカスカ……。
こりゃ酷い。コレ以上症状が進むと危険だな。
デフォルトよりも少しイニシャルを与えて押し込んでいるバネも弱って来ている。
交換したバネの寿命は短かった。このロットの焼きが甘かったのか素材がナマクラだったのかな?
いつでも走行中に軽微な違和感があり、ものすごく疲れると思ったら……。
狸穴:「普段、そんなにメチャクチャな走り方はしてないよなぁ?」
FZR:「そうですね、普通に交通の流れに乗って走っている事がほとんどですよね」
狸穴:「オイルシールが切れて噴いているなんて事もない」
FZR:「イニシャルの量も8ミリ程度ですから、ほとんど設定は変わってないです」
フォークのオイルはYAMAHAのG−10とG−15を2:1でブレンドしてある。
オリフィスも少し変えてあるが、大きくは変えていない。
元々それほどコストの掛かったフォークでない事はたしかなので、オーバーホール後1万キロあたりでやはり要整備になるように造られているのか……。
良く調べてみると、ステムのベアリングも若干なれど、段つきが発生し出している。
ボールとレースで構成されているだけの極普通の構造だから、1万キロで交換時期が来る事はありえることだ。
狸穴:「都内だけチョコチョコ乗るわけじゃないし、まあ納
得するしかないな。フロント回りを全部、違うもの
と入れ替えるか」
FZR:「……何に入れ替えるんですか?」
狸穴:「まだ何にするかは全然決めていないけれど、とりあ
えずもう少し耐久性を上げられるものを」
FZR:「あまり強いものを入れるとフレームが耐えられませ
ん」
狸穴:「そんなにハードなものは入れるつもりはないなぁ。
どちらにしてももう少し重量のある車体で、ブレー
キ等が大きく変更しないものを選ぶ予定だ」
FZR:「スプリングとダンパーの能力も調整範囲内に収めら
れるのですか?」
狸穴:「当然そうなるねぇ……」
ここのところ、全然手の掛からない状態だったのだが走ればヘタるのだ。
リアもそれなりに設定し直さなきゃならなくなるが、やむをえん。
10年以上前の車体だから致し方ない。
去年の春にやって来てすぐにフォークもオーバーホールし、その時には異常なへたりは見られなかった。バネも結局新しいものに換えた。
が、順当に逝ってしまったらしい。
販売先がほぼ日本国内で、更に初心者向けの250と云う排気量を考えれば、1万キロでこの状況はコストを考えれば当り前。
他社のマシンも似たり寄ったりだ。
と、いうことでついに車体をデフォルトから違う形に変更となるのでした。
う〜ん。予算はいくらで上がるかなぁ?
コストパフォーマンスも限界に挑戦するつもり。
車体的に近いモノで、もう少し基本耐久性能と調整範囲が広いもの……。
重量バランスも崩れない範囲……。
車高は少しだけならば上がっても構わない。
橋梁設計会社のコンピューターで内緒でみてもらったデータと、手持ちのサスのデータを突きあわせて考えてみるか……。
あ、丁度合うものがあった。アレだぁ……。アレなら合うかな?
あの前脚を想定して、一度計算し直してみよう!
車体重量が軽いので、フォークの捩じれ剛性が上がるとバネの設定を合わせてから、ダンパーの圧縮側と伸長側をどう合わせたら良いのか? このあたりが一番厄介かな?
圧縮側ではバネが硬いと伸び側のダンパーも程良く強く働かせないといけないし、伸長側でバネが軟らかいとダンパーがストロークの邪魔をする。
でも、フォーク自体の設定幅が広いと走り方や走る場所に余り左右されないから助かる。
いずれにしても巧く合っていないとタイヤの能力を最大限発揮できないし、挙動も唐突になったり路面の状況が掴みずらくなったりで、安定しなくなる。
もう少し重量があるとデータも揃っているし合わせやすいのだが……なんとか合わせられるだろう〜。
オートバイの脚は結構微妙なバランスで出来ているのでした。
狸穴:「FZR250がオメガフレームで、ショックユニッ
トの設定が外部から簡単に調整も出来れば良かった
のになぁ」
FZR:「それではわたくしは、100万円を越えるオートバ
イになってしまいますわ」
狸穴:「そりゃ、パーツ代だけでも堪らん!」
FZR:「その前脚に換える時に、オイルはABSOを入れる
んすか?」
狸穴:「そうだな、いつもお世話になってるしオイルとバネ
くらいは奮発するつもり」
FZR:「ありがとうございます〜」
さてさて、いかがなるのでせうか……。
あ、もう一台、同じような事をせねばならないオートバイがあったんだ……。
パソコン買ったけれどそっちの部品は当分、御預けだな。
マミアナ+FZR
|