Vol.30 カーボン 1999-09-08

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 ついに!! FZRをカーボンファイバー・フレームで武装、ってな訳じゃないです。
 エンジンの排気側に堆積するカーボンの事。
 排気バルブのステム部分やポートの内壁、ピストンヘッドマフラーの中……。
 2サイクルエンジンはもっと大変?
 どんな清浄剤の入ったハイオクタンガソリンを使っていても溜まるのである。
 この堆積したカーボンを除去するために、エンジンをオーバーホーるする訳にも行かない。
 取らねば……。
 完全には落ちないが……堆積物が多くなったエンジンには効果的な方法。
 エンジン自体の大きさや形により回転数など若干異なるが、中回転域の上限あたりの回転数で連続して1時間ほど回転を一定に保って走行していると、かなり落ちます。
 最近どうも調子悪い、バラついている……なオートバイは、高速道路の代金を払い、1時間ほどアクセル開度をなるべく一定に保って、走って帰って来れば終了です。
 普段よりもエンジンオイルの清浄作用も手伝って、他の細かい部分もきれいになります。

FZR:「マスター、昨日は久々に高速道路を走ったので調子
   良いです」
狸穴:「最近は全部一般道だったからなぁ、ワハハ」
FZR:「マスターもたまには1時間くらい連続して走ったら?
   たばこを吸ってるから通常より若干、回転数を上げて
   カーボン落とさないと」
狸穴:「……へい」

 この走り方をして、更に具合が悪くなった……場合はどこか壊れてます。
 オーバーホール要です。

 後は、オイルのヘタリなんかも似たような現象を引き起こします。
 空冷エンジンでボアの大きなエンジンの場合、特に起こりやすいようです。
 各気筒間のブースト圧差が2キロ以上狂って来ると、手早く同調を取っている短時間の内にも、油温が少し上昇しただけでこの現象が元で合わせる事が出来なくなって来ます。
 オイルが熱を持って行かなくなったり、シーリング性が落ちたりするんですねぇ。
 オイルを新しい物に換えただけで安定したりするのですが、これはあくまで気休め程度、で実際のところはエンジンオーバーホールが近い状態です。
 この状態にあるエンジンはヘッドの方もガタが来ているでしょう。
 最近のエンジンじゃ、あまり起こらないようですが(特にHONDA系)、しばらく前のエンジン様では良くある事でした。

 試作品のカーボンケプラーのブレーキパッド。
 我がFZRに入れた訳ではなく、R−1へ。
 鬼効きですが……2000kmでディスクローターが黒焼けになって終わりました。
 ローターの温度が上がらないと効きが安定しないのもたしか。悪くないんだけどなぁー。

マミアナ+FZR

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Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.
初出 KGB-NET 1999.