Vol.21 日曜日はツーリング 1999-05-25

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 日曜日はツーリング、に行ってみました。
 ところは千葉県、マザー牧場。
 強化人間CBR600F改と、奥さんのCBX125Fがご一緒。
 途中、CBX125Fのエンジンからオイルが少量飛び始めたりで、それほど荒っぽい走り方はしなくて済んだ。

 途中、マシンを替えてCBRでFZRを後ろから眺める機会があったが、その際にFZRの排気から黒煙を吹き上げる瞬間を確認。
 粘性を帯びた黒煙でもなく、一瞬で消えているのでオイルが関係していたり、ガソリンの過剰供給によるものではない事は判った。
 EXUPという排気デバイスが、初期の時期にもっていた構造上の問題だ。
 排気を常に絞っているため、EXUPの部分に集中してカーボンが堆積する。
 セルフクリーニング機構は作動しているが、そこでかき落とされたカーボンが消音部にも溜まり、普段使わない高い回転域で管内の排気ガスの高速振動により、はがれて一気に出て来るらしい。
 あまり気にしない事にした。
 14000rpm以上で排気が苦しくなり、棒延びとなる原因の一つとして考えられるが、常に回転上限まで使っていれば、こういう事は起こらないのだろう。
 車体に関しては走行上、大きな問題はなく脚回りも通常の機能は果たしていた。
 たまには、自分のマシンを外から見て見るのも必要と思う。

 マザー牧場という所へ行く時、その侵入路が適当なコーナーの連続する道路なので、そこでいろいろためしてみる。
 倒し込む際にオーバーパワーで入ってゆくと、タイヤの発生するグリップは高いので、車体との間に入っているスイングアームの剛性不足が祟って、アームが交互に振動し出す。
 少しパワーを絞るか、サスユニットのバネを最弱にしていれば問題無し。
 単なる強度不足。
 いずれTZRのアームに変えて対策してみる予定。

 点火・EXUPについてはデフォ・EXUP/Bのままだが、12000rpm以上も問題無し。
 回転上限が異常に高く、更に使用回転域が異常に広いと、こういうコースでは適当なギアを選んであとはスクーター状態になりがち。
 シフトを積極的に使うのは、下りのエンジンブレーキの掛かり方を合わせる程度。
 もっとも、更に攻め込んでゆけば使える回転域も限定されて来るので、シフトは全体に渡り、かなり頻繁になるだろう。
 タイヤも縁から2センチ以上残すようにして走っている。
 安全マージンをかなり残した状態ではこの程度だ。

FZR:「今日はゆっくりなんですね」
狸穴:「んだ。CBX125Fは今日が初めてのツーリング
    らしいから、置いて行かれないように、一生懸命走
    られると大変な事になるので、このくらいで良い」
FZR:「わたくしの方は、このくらいのペースなら何の問題
    もありません」
狸穴:「そりゃそうだ、CBRは結構きついみたいね。回転
    を上げられないので、かぶり始めてる」
FZR:「2000〜3000rpmで走っているようです。
    向いてないんですね」
狸穴:「CBX125Fの方は、まだ慣れていないのでキー
    プレフトしてないし、コース修正もかなりオーバー
    アクションしているから恐いねぇ」
FZR:「先程からリアの流れる量が増えて来ています……」
狸穴:「対向車は来ないからいいが……。でも125あれば、
    関東内ならばなんとかなるのか。充分そうだな」
FZR:「良く走ってますわ。軽くて楽そうです」

 FZRはというと。

狸穴:「あれ? 下りながらのコーナー侵入で、フロント
    のブレーキ(効きが悪いけれど)だけで減速して
    行くと、キャスターが立つ」
FZR:「フレーム?」
狸穴:「セオリーどおりに、リアを並用すれば問題ない」
FZR:「そういう特性なんです。気にしないで下さい」
狸穴:「わはは(フロントフォークの設定はこのあたりが安全
    範囲の反応速度か)」
FZR:「……」
狸穴:「こういうところが意外と敏感なのか」

 どの回転域でもかぶることなく、ギア比をかなり上げたにもかからず、こういうコースでも問題ない。
 一応、一息つける状態まで熟成出来たのかな?
 これから先は、試行錯誤の連続。
 今まで大きな失敗もなく、順当にこれたことが幸運だった。
 今の状況を新規のデフォルト値として設定し、加工してゆく事になる。
 余り大きく調子が崩れないでくれると良い。

 行きに大型バイクの集団のツーリングをしている人たちと、少し一緒に走る事となった時に、その中にGTSを発見。
 走っているのをじっくりと見たのはこれが始めてかな?
 後ろから見ると、マジェスティーなどの250スクータのような車体デザイン。
 横に並んでフロントサスの動きを見ていたら、これがまた良く出来ている。
 整備性や掃除をするのにはとても大変そうな構造だけれど、走っているとカッコ良い。
 汚れたまま走ると最悪な形状。
 デザインも塊感の高い感じ。
 あれで車重が180kg程度に押さえられていたら……残念。
 いくらするのかなぁ?

 そうそうと帰って来てから、久々に洗車して細かいところのサビを削り落として、タッチペイントしたら少しは貧乏くささが取れました。
 たくさんのビスが使われているが、このあたりを全部新品に換えるともっときれいになりそうだ。

FZR:「ますたー、私の外装パーツはもうメーカーにはない
    そうです」
狸穴:「困ったねぇ……。でも外装に大きなトラブルがあっ
    た時にはPINKにするから、ネスカフェ・アメリ
    カーナ仕様のパーツが無くても大丈夫」
FZR:「えーーー。PINKですか?」
狸穴:「以前名古屋の人に売ったTD250は、外装を全部
    金メッキして、本人の意向でサイドパネルに黒文字
    で『百』と入れられたんだから、それに比べればマ
    シでしょ?」
FZR:「……その方がカッコいいカモ」
狸穴:「だめだめ。すごく高いんだから」
FZR:「タッチアップしてもらったし、しばらくはこのまま
    でいいわ……」(自分で塗装が出来たらなぁ……)

 あ、マザー牧場? 当地で飼育している動物のジンギスカンは旨かったです。
 でも、セットメニューにご飯が別売ってのはいただけない。

 今回の燃費:26.2km/L(最高)
 さすがに渋滞に入ると、水温計がレッドぎりぎりまで上がって来るようになった。
 サーモスタットが古くなって来ているのか、冷却水のLLC濃度が濃すぎたかな?

マミアナ+FZR@千葉

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Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.
初出 KGB-NET 1999.