Vol.13 グースだ 1999-05-11

←前回 次回→


 フラフラと6号線を都内に向けて走っていたら、GOOS250がいつのまにか後ろについていた。
 発売当初は、なんとも気になるマシンだった。
 小さくちゃんと造った単気筒、350ccという何とも中途半端な排気量もある。
 人間が乗っていないと、とてもカッコ良いデザイン。
 考えてみたらまだ一度も一緒に走った事はない。

狸穴:「あ、GOOSだ。ちょっと一緒に走ってみようか?」
FZR:「はい」

 すり抜けにもしっかりついて来る、というよりも突つかれてるって感じかな。

FZR:「横方向の動きは反応いいみたいですね」
狸穴:「グースのコースを塞いでしまったかなぁ? はやく
    行けって感じだね」
FZR:「わたくしより小さいようです」

 恐らくエンジンは単気筒でも、よく回るのだろう。
 下のトルクは薄そうだ。GSX−R1100(年式不明)のエンジンを1気筒分だけブッた切って付けた感じかなぁ? 走っているのを見ると車体は少し重たそう。
 少しペースを上げてから、お互いに様子を見会う。
 ちょっとこちらが有利かな。
 ペースを若干落とすと背後にしっかりついて来る。
 信号で並んだ時にタイヤと車体を一見すると、整備はされているようだ。
 メタリックな青の車体色に金色のチェーンがカッコいい。
 フロント周りも太いチューブと思い切った三つ又で、良く作動している。
 あのままの車体で、500ccTWINなんか積んだら……よさそうな感じ。
 スタートでは結構回転数を上げないと苦しいようだ。

狸穴:「この先に空いているゆるいS字があるから、このま
    ま加速を続けてそのまま入る」
FZR:「はい回転数には余裕ありますから、いいですよ」

 ヌウワkm/hまではついて来たが、それ以上は無理だったようだ。
 その速度のままコーナーに入りパーシャルで回り込む。
 ミラーを見ているとGOOSはそのスピードでのコーナーは慣れていないのか苦手なのか、減速してしまった。
 すぐに追いついて来て、そのまま追い越して先に出る。
 すり抜けには向いているらしく、どんどん先へ行ってしまった。

FZR:「カッコ良かったですね。350ccの方だったら初
    期加速で先に行かれたかも知れないわ」
狸穴:「4st/250ccの単気筒だとノーマルキャブじ
    ゃ、あれで充分だ」
FZR:「小さなコーナーが連続する下りコースだと、わたく
    しよりも切り返しが速そうでした」

 そのGOOSもFZR同様、ちょっとした荷物を積むのにも苦労をしてしまうのであ〜る。
 GOOSの後ろに大き目のバッグをくくり付けていたが、かなり苦労していた。
 何かと大変なのである。

FZR+マミアナ

←前回 次回→

FZR250R トップ NS400R TOP


Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.
初出 KGB-NET 1999.