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一難去って、また……壊れました。
と、言っても大した事じゃないのだ。
今回は#1キャブからのオーバーフローが原因でした。
フロートバルブが入っている受け側の真鍮製のカップが、洗浄したにもかかわらずニカワが取れなくなっていたためか、隙間が出来てその部分から少しづつ漏れてます。
その真鍮のカップが入っている本体との隙間からも、ひそかにガソリンもれてる……。
他のキャブは問題なし。
エンジンを造り直してから、まだキャブをそれ以前の状態のままの設定で使っていたので、再調整しようと思いボディーをはぐって発見しました。
狸穴:「アイドル付近で安定しないなぁと思ったら、オーバーフローしてた」
FZR:「やはり私のキャブはダメなのかしら……」
狸穴:「ダメって事はなさそうだけれど、洗浄液の原液にで
も浸け込んでおかないと、またなるかも知れねぇ。
それに真鍮で出来ているジェットも全部替えた方が
良いかなぁ?」
FZR:「キャブASSY.の交換だと高いですか?」
狸穴:「……高い」
FZR:「我慢します」
狸穴:「このまま走ってたら#1シリンダー、油膜が切れて
焼付いてたぜ」
FZR:「せっかく直したのに……」
狸穴:「車両火災にならなくて良かったねぇ〜」
FZR:「……直るまで動きません!!」
走行時等ガソリンを多く使っているうちは、フローする間もなく消費してしまうから無駄に溜まらないのだが、アイドル付近ではフローしてしまう。
走ってても実はオーバーリッチな状態だったのだ。
だから#1のプラグはいつもかぶり気味。
何はともあれ、壊れる前に発見出来て助かった。
どんなエンジンも同じで、吸気と排気のバランスが取れていないと具合が悪いのである。更にEXUPなる排気デバイスが『憑いて』いるとなると、エンジンの存亡に関って来る。
通常のエンジンでも、走行がかさんでくると金属が減るわけで、そうなると各気筒間の圧縮差もバラバラに落ちて来て、キャブが合わなくなって来る。
単気筒でも基本圧縮が変わってはかなわない。
そのため、定期的に吸気側のセッティングというのが必要になるのだ。
レーシングエンジンよろしく、ハイチューンしてしまったエンジンに至っては、大気圧ごとのセッティングまで要求されて来る。
得てして排圧が変わると、デフォルトより敏感に吸気状態が作用する。
更に細かく機能を考察すると、エアクリーナーボックスの形状による吸気脈動なども大きく影響を与えている。
でも、この辺はメーカーの開発能力に負うのが一般的か?
EXUPについては、本来の場所に追加して排気の一番最後の部分にも作動弁を設けた方が、よりアクティブに制御できるのだが……ものすごく高価な排気システムになることと、制御のためのシステムが半端じゃなく大掛りになってしまい、小さなFZRでは搭載限界を越えてしまう。
狸穴:「話は変わるが、後方排気のTZR250のリアアー
ム、付けてみる?」
FZR:「……」
狸穴:「なぜか知らんが、1本ある。フレームに入るかどう
かも判らんが7N系のアルミで……軽い」
FZR:「マスター、私には堅すぎると思いますわ。ショック
も合わないかも」
狸穴:「そうだよなぁ……ダメ元で合わせてみるか」
FZR:「あまり形状は変わりたくないです」(困ったマスタ
ーだなぁ。でもちょっと面白いかもね)
TZR250(3MA)のリアアームがあったのである。
少し長い。リンクの構造も少し違う。フレーム強度は限界の範囲内。
ピボットの太さが全く違うので、どちらかを加工する必要がある。
チェーンラインは……多分違うから合わせる必要がある。
また『厄介』の元になるのかな?
まぁ、自分のマシンだし、似合いそうだからやってみるか。
困った妄想である。
FZR:「あのー、私の乙女回路(点火コンピュータ)と妄想
回路(EXUP)はどうなるんでしょうか?」
狸穴:「忘れてないよ、来月半ばくらいから始めるけど。お
金が足りない」
FZR:「言い難いのですが……お仕事もっとして下さい」
狸穴:「あはは、たしかに景気悪いよな。でも、いつも頑張っ
てるから。余りその辺責めないでくれ、フレディー
・マーキュリーに近付いてしまう」
FZR:(マスターは、商売下手なんだから……大丈夫かなぁ
心配だわ)
狸穴:(ぎょぇ! そう言えば944の税金払ってなかった
……しまった)
今月末あたりから、いろんな記録装置やセンサーを積みながら走る予定。
その前に#1キャブ直して、他も少し加工せねば。
インジェクション化は回転数が高過ぎるのと、排気量が小さ過ぎるので不可能じゃないけれど可能じゃないような感じです。
ところで、このFZR250シリーズというマシンは現在でも製造されているのだろうか? ZEALと云うバイクが最後かなぁ?
困ったマミアナと心配なFZR
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