Vol.8 雨でもツーリング 1999-04-19

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 ツーリング、行って来ました。
 ほぼ雨降りでしたが、最近は温かくなって来たのでなんとかしのげました。
 たまには、どこかのツーリングに連れて行ってもらうってのも良いです。
 一番後ろからついてゆくだけ、企画もなにもしなくて良い! のだ。楽〜。
 今回一緒に連れて行ってくれたのはSRX4/6の6台。
 うち2台はすでに素性の知ってるマシン。そのうちの片方は、高速等ではとてもFZR250ではかなわないマシン。540ccでエンジンを組んだのは、F.スペンサーの耐久マシンを造った者。
 あとの4台は正体不明。
 本格的に雨が降っている状況で、人のペースで走るなんて事が今までなかったので、どこまで頑張れるんだろうか?
 でも、速度的には安全圏内でとても楽でした。
 が、雨の日に知らない道を、誰かのペースで走るなんて事が結構大変だったりしました。(慣れてないだけ)

狸穴:「う〜ん。なんか良く判らんぜ……もう少しやって構
    わんのかなァ」
FZR:「平気ですよ。もっと私を信用して下さい」
狸穴:「調子良さそうじゃん」
FZR:「はい! だって久々のツーリングですから」

 FZRは車体の動きも軽くなり、調子良いのである。
 半裸だった車体もアンダーカウルがつき、なんとか様にになりはじめている。
 新しく履いたタイヤの排水性も応答性も良く、問題ない。
 フレームの狂いも、組みあげ式のダウンチューブを組みなおし少し修正したので、ほぼ中心が出ている。
 エンジンは、まだあたりが出ていないが、感覚的にはなじんで来ている。
 一般国道程度のペースではEXUPも問題ない。
 路面は濡れているが、少しづつコーナリングスピードを上げてゆく。
 左コーナーでは問題ないが、右コーナーの挙動が今一つ掴みにくい。
 フロントサスは組んだ時の予想通りのアクションをしている……
 スイングアームが路面のアンジュレーションに抗しきれず、若干捩じれるのが判る。
 ドライの路面だと気にしなくても済むのだが、ウエットだと捩じれが戻る時のおつりが微妙に不安定を誘うようだ。
 ピボット内の右側の受けがへたっているか、動きが渋くなっているのかもしれない。
 これをナントカするとなると、デフォルトから先へ進む事になる。
 メーカーの開発したデフォルトの状態から、バランスを変える事になりはじめるので、何か一つ変えるにしても慎重になって来る。
 フレームを中心に考えればアームの強化はフレームの強度の範囲内で納められるかどうか? だ。
 タイヤの右側の深い部分が、まだドライで皮をむいていないのも影響として考えられるので、デフォルトのスイングアームをO/Hがてら一度外して、強度を調べてからどうするか考える事にする。少し様子をみる事にした。
 おおむね調子は良くなって来ている。馴れれば問題ないかも知れない。
 それとは別にコーナリング時の不安定要素として、EXUPのタイミングの悪い作動と、乙女回路(点火コンピュータ)のマップの不安定さが現れているのかも知れない。
 雨の日等、気圧が下がって来ると多少キャブのバランスが取り切れていないようで、アイドリング時等にバラつきがみられる。
 晴れたら一度同調を取りなおしてみる予定。
 アタリが出だして、各気筒間の圧縮の差が出始めているのか。
 低いギア8000rpm以上を使ってコーナリングした際には、雨程度の要素では何の問題も無くなる。

 帰りは面倒だったので高速道路を走って来たが、EXUPの設定が合っていないのが良く判った。
 8000rpmからの追い越し加速に、若干のもたつきを感じる程度。
 エンジン自体は問題無く回っている。

FZR:「久しぶりに楽しかったわ」
狸穴:「雨だったけど、楽しかったな。調子もほとんど戻っ
    て来てるし良かった」
FZR:「前を走っているSRX、雨に弱いみたいですね」
狸穴:「カウルがないから雨の日は大変なんだよ」
FZR:「私のカウルはいかがですか?」
狸穴:「助かってるよ」
FZR:「でもマスター、先程取り付けビスが1個飛びました」
狸穴:「へいへい、明日直します」
FZR:「あはは」
狸穴:「ずっと後ろを一緒に走ってきたが、前のSRX少し
    抜いてみようか?」
FZR:「はい、雨ならば私の方が加速時のトルク変動小さい
    ですから、思いっきり回しちゃって下さい」

 EXUPがほぼ全開状態になっている回転域では、安定して良くのびる。

FZR:「頑張りますわ!」

 路面には水が流れていたが、SRXは一台を残して抜いてしまった。

マミアナとFZR

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Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.
初出 KGB-NET 1999.