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な〜にも乗るものがないので、ついに勇者になってしまった……。
中尉の所にあった、やくたいもないFZR250(EXUP付き) 用心石仕様である。
現状としては、アイドリングせず上限回転も2000rpm位(前途多難)だそうだ。
元々下のトルクが薄く高回転型エンジンだったものを、無理矢理排気デバイス により排圧を掛けて、低回転でトルクを増すように仕向けた、タイミングの取り難い妄想機構(EXUP)が付いている。
エンジン自体はそれ以前の物と、ほぼ変わらない設計。
相変わらず、エンジンオイルの性能に負うところが大きいみたいです。
EXUPがもう少し反応が速く、回転の上下に対してリニアに反応するものだったら、有効な手段だったのだが……実際には回転の上下動よりも反応が遅いために 毎回違った反応を示してくれる。
いっそのこと、外してしまうって手もあるけれど、今回はこのEXUPに挑戦! コントロールユニットは単純に言って駆動部分と制御部分に別れている。
排圧コントロールがメインの機能だから、本当はエキゾーストパイプ内の内圧を測定したそのデータにより、適正なマップを作ってやればよいのだが、当時のマシンにはそんな芸当は出来なかったようです。
ならば! 乗る人間は、当然ほとんどあっしだけだから、大体の走り方は決まっているので、その状況下でのアクセルの開け方をもとに、排圧を測定しながらしばらく走り、内圧がどの回転でいかに変わるかを20パターンほど割り出して、多いパターン順に大体これで良いだろうという作動予測をさせて、制御することにしてみます。
これで本当に良いのかどうか判らないけど、やってみれば結果は出るでしょう。
なんだか、一眼レフの動体予測みたいな感じですね。
多分容量的に、それだけのデータは年代物のROMメモリーには入らないと思うので、それを外して、制御部分として新しく適当なものをビルドイン!(造ってもらっちゃおう!)
学習機能は金掛かりそうだから今回は無し! エンジン回転パルスだけ、いただいてしまおう!
あとは……一気筒あたり62.5ccだけの、しかも18000rpmと言う高回転エンジンだから、コレをどうするか……フェイザー(編註:FZ250)のカムに替えるとまた厄介の元になりそうだし、他に合いそうなものもないし、創るにしても金掛かりそうだし…… 贅沢言えない状況のでデフォのまま調整開始〜。
とりあえず、ヘッドにある16個のバルブのシート切り直しと、シリンダー面研で圧縮をちょっとだけ上げてみるか。
あまりエンジン自体のパワーを上げると、発熱量が多くなって敵に見つかり易く なったり、クランクのメタルが持たなくなりそうだから抑えねば……。
キャブは……フロート油面と各ジェット類の調整。
点火系も乙女回路(点火コンピュータ)のタイミングを少し変えてみようかなぁ〜。多重点火とか。
車体に関しては、お金がない御時勢なのでタイヤ交換とフロントフォークの設定変更程度が限界。出来れば、三つ叉ごとTZR250あたりに換えたいなぁ。
とにかく、AX−1以来自分のマシンがなかったので、やっと自分のマシンに乗れるのだ! 勇者になろうが、やくたいもない駄馬に乗ろうが、後は野となれ山となれ…… このマシンがどれだけ使えるようになるのかが見物です。
でもやはり1気筒あたり250ccは欲しい! 誰か、排気量が余っている方がいたら分けてくださ〜い。
ところで誰かフェラーリのF−50がやっている、排圧コントロールの仕組みやデータを持っている方いますか? いたら分けてくださいませ。
もっとも、その辺は開閉だけの手動制御だったりして……。
お金がたくさんできたら、今度は音声認識によるパワー制御をやってみよう。
どうせなら、誰か声優さんにお願しようかなぁ。
何やってるんだか……。
スロットルが逝ったっきり戻ってこなくなると困るなぁ……ありえる。
対話型マシンなんて造ったらやはり事故率上がるかなぁ? うーん。
こんな事してると、
「うちのマシンはLAN組んだついでにRAMを1TBに上げたぜ」
「うちにはポジトロニックブレインが入っているから問題無い」
なんて戯けたことになりそうだ……良いのかなぁ? あはは。
でもこういう事していて、このマシンが盗難にでも遭った日にゃ〜!!
……日々これ、BACK UPだな。
久々の自分用マシンでこれだけ楽しい思いが出来るとは、有難や〜。
暖かい目で見守っていてください。
少し壊れぎみ/狸穴
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